やさしくしていると、相手のお願いを断りにくくなることがあります。こちらが穏やかでいるほど、少しずつ踏み込まれる感じがして、あとから疲れてしまうこともあります。でも、やわらかくあることと、境界線を持つことは矛盾しません。

今日覚えておきたいことやさしさは、線を引けるからこそ無理なく続きます。

穏やかに話しながら境界線を示す女性

穏やかでも、断っていい

声を荒げなくても、無理なことは無理と言って大丈夫です。

落ち着いたまま断るほうが、相手にも自分にも負担が少ないです。

やさしさを、同意に変えない

親しそうに見えることと、何でも受け入れることは違います。

笑顔でいるからといって、すべてのお願いや話題に応じる必要はありません。

はっきり言っても、きつくなる必要はない

短く、静かに、今は難しいですと言うだけで十分です。

説明を増やしすぎると、かえって境界線がぼやけます。

我慢でやわらかさを守らない

空気を壊したくなくて飲み込むことが続くと、あとで一気に苦しくなります。

やさしさを続けるためにも、早めに小さく止めるほうがいいです。

言葉に迷うとき

  • それは難しいです。別の形ならできます。
  • 今はそこまで応じられません。
  • やわらかく言っても、今日は断ります。

状況を難しくする反応

  • やさしく見せるために無理を重ねること
  • 断る代わりに我慢を続けること
  • 境界線を引くたびに自分をきつい人だと思うこと

やさしいまま断る一文を一つ決めて、声に出して読んでみます。

決める前に

  • 穏やかでも断れているか?
  • やさしさを同意と混同していないか?
  • 説明しすぎていないか?
  • 我慢で境界線を埋めていないか?