相手が困っていると、なんとかしてあげたくなることがあります。先回りして片づけ、代わりに調べ、代わりに謝るうちに、いつも後始末を引き受けていることもあります。

今日覚えておきたいこと本当に必要な場面では助けてよい。でも、相手の課題まで自分が抱える必要はありません。

相手を支えつつも境界を保つ人

助けは一時的、責任は本人のもの

病気、事故、急な困窮のように、すぐ支えが必要な場面はあります。

ただし、その後の判断や回復の責任まで代わりに持つ必要はありません。

先回りしすぎると相手の力を奪う

困る前に全部整えると、相手が自分で対処する機会が減ります。

意図的に困らせるのではなく、本人が考えて対処する時間と機会を残します。

罪悪感で動くと境界が壊れやすい

見捨てる気がして不安になると、やりすぎやすくなります。

でも、罪悪感に押されて続ける助けは、長く見ると両方を疲れさせます。

親のように扱わない

注意し続ける、管理する、決め直させる、といった関わりは関係を上下にしやすいです。

対等な関係では、相手の選択を相手に返すことが必要です。

本当に緊急なら支援をつなぐ

命の危険、自傷、暴力、医療上の緊急性があるなら、個人で抱え込まず専門の支援を使います。

ただし、緊急ではない悩みまで自分が処理係になる必要はありません。

言葉に迷うとき

  • 必要なときは助けたい。でも、全部は背負えない。
  • 本人の課題は、本人に返したい。
  • 緊急なら支援をつなぐけれど、管理役にはなりたくない。

状況を難しくする反応

  • 相手の予定や感情を自分が全部管理すること
  • 罪悪感だけで助け続けること
  • 急を要しないことまで救済しようとすること

今抱えている手伝いを三つ書き、その横に「これは本人の責任か」を一つずつ書きます。

決める前に

  • 本当に緊急な助けか?
  • 相手の責任まで抱えていないか?
  • 支えることが管理に変わっていないか?
  • 罪悪感で動いていないか?