本当は自分が傷ついたのに、会話が始まると先に謝ってしまうことがあります。大ごとにしたくない、相手が離れたら困る、そんな不安から、自分の気持ちを急いで押し込めるのです。
今日覚えておきたいこと謝ること自体が悪いのではなく、自分の怒りまで消してしまう謝り方が問題です。
怒りが出たこと自体は間違いではない
怒るのは、何かが自分にとって大事だったということです。
問題は怒りそのものより、その怒りをどう扱うかです。
先に謝ると焦点がずれる
自分が先に謝ると、相手は傷つけた事実よりも、こちらの反応だけを見やすくなります。
雑に言い過ぎた部分は謝っても、何がつらかったのかは別に伝える必要があります。
気持ちと要望を分ける
「昨日の予定変更が急で、私はとてもつらかった。次は早めに知らせてほしい」と分けて言うと、話が混線しにくくなります。
感情を説明することと、行動を求めることは違います。
涙があっても話していい
落ち着いていないと伝えてはいけないわけではありません。
ただし、互いを傷つけそうなほど荒れそうなら、少し間を置く判断も必要です。
怒りが正当でも、侮辱、威圧、物を壊すこと、仕返しは正当化されません。安全に話せない状況では、対話より距離と支えを優先します。
相手が不快でも、あなたの感情は消えない
相手が聞きづらそうにしても、あなたが感じたことまで無かったことにはなりません。
関係は、不快な感情も扱えるときに強くなります。
和解は上書きではない
ただ「仲良くしよう」で終えると、同じ場面が繰り返されます。
次にどう変えるかという小さな合意があって、ようやく和解になります。
愛情の大小ではなく、運用の繰り返しを見る
怒りが出た瞬間に謝ってしまう癖があるなら、まずは自分の理由を消していないかを見る必要があります。
大事なのは、どちらがより愛しているかではなく、同じぶつかり方を何度も繰り返していないかです。
言葉に迷うとき
- 昨日の予定変更が急で、私はつらかったです。次は早めに知らせてほしいです。
- 雑に言った部分は謝るけれど、何がつらかったかも聞いてほしいです。
状況を難しくする反応
- 怒りが出た瞬間に先に謝ってしまうこと
- 怒りを理由に相手を脅したり、傷つけたり、仕返しをしたりすること
先に謝らずに伝えたいことを、1文だけ書き直してください。
決める前に
- 自分の理由を謝罪で消していないか?
- 気持ちと要望を分けて言えているか?