別れたあと、いちばん簡単な物語は、いちばん厳しい物語です。「あのときもっと上手く言えたら」「もっと落ち着いていれば」「もっと愛せていれば」何も起きなかったのではないか。そう考えると、全部を自分で引き受ければ済む気がします。
今日覚えておきたいこと自分の分は認めながら、二人で形づくられた関係まで一人で背負う必要はありません。
責任と全責任は違う
失言した、避けた、ぶつかった。その一部は確かに自分の責任かもしれません。
でも、それで全部の原因になるわけではありません。
脳は単純な原因を好む
「全部自分のせい」と言えたほうが、複雑さや不確かさに向き合うより楽なことがあります。
でも、単純だからといって正しいわけではありません。
文脈を戻す
タイミング、疲れ、相性、周囲の圧、相手の選択も見ます。
それらを抜きにして厳しく裁くだけでは、正確さではなく、ただの過酷さです。
自分への思いやりは否認ではない
完璧だったふりをしなくても、自分を責め続ける必要はありません。
「次は変えたいことがある」と言うのと、「全部壊した」と言うのは違います。
自責で安心を引き出そうとしない
「全部自分のせい」と言って、誰かに否定してほしくなることがあります。
それは責任ではなく、安心を求める隠れた呼びかけです。
言葉に迷うとき
- 自分の分だけは認めます。全部は背負いません。
- 事実を見たいのであって、自分を罰したいわけではありません。
- 厳しさより、正確さを選びます。
状況を難しくする反応
- 自責を使って慰めを引き出すこと
- 相手の選択や文脈を消すこと
- 自分を全体の問題にすること
「自分の分」「二人で持っていた分」「自分では変えられなかった分」を3列で書き出します。
決める前に
- 責任と全責任を混同していないか?
- 文脈と相手の選択を戻せているか?
- 自責で安心を求めていないか?
- 自分に厳しすぎないか?